障がい者アート活用事例

活用事例紹介

三津嚴島神社様

月替わり御朱印のデザイン

活用事例について

三津嚴島神社では、以前より月替わり御朱印～クリエーター応援企画～を実施しており、ぜひ障がいのあるアーティストの作品を起用したいとの依頼が当センターにありました。「季節感のある明るい色彩の作品」というご要望を受け、当センターがアーティスト並びに作品を紹介したところ、４名の方の作品が、令和５年２月、５月、８月、12月の御朱印のデザインに採用されました。

活用事例写真

障がい者アート活用企業インタビュー

質問1障がい者アート活用のきっかけについて教えてください。

毎月、月替わりで限定御朱印をお出ししており、コロナ禍で影響を受けたクリエイターを応援するべく、令和４年にクリエイターにデザインしていただいた御朱印をお出ししました。そのあたりから様々なアート作品を見る機会が増えて、パラアートにも関心が高まり、愛媛県障がい者アートサポートセンターに協力をお願いしたところ、作品も素晴らしく、とても協力的にアーティストの紹介もしていただいたので、令和５年にパラアート御朱印をお出しすることにしました。

質問2活用された感想や、周囲からの反応はいかがでしたか？

始めたころは障がい者の方のお参りや問い合わせもあり、同じ境遇の方を応援したいとの声もいただきました。
続けていくにつれてアート作品としての感想を聞くことが多く「綺麗な色使い、細かい表現がすごい」といったことを言われて、喜ばれていました。
ありがたいことにマスコミにも取り上げていただき、多くの方にお参りに来ていただきました。
デザインだけでなく製作技法においても様々な個性のある作品に触れることが出来て、作品の幅が広がりました。

質問3障がい者アーティストへのメッセージをお願いします。

この度は皆様のお蔭で素敵な御朱印をお出しすることが出来たことを感謝しております。御朱印に文字通り色を添えていただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品のお蔭でお参りに来られた皆様も大変喜んでいました。これを契機にアーティストや作品について益々認知がされれば幸いです。
絵の起源は祈りという説があると聞いたことがあります。皆様の祈りのこもった作品が広く羽ばたいていきますことを楽しみにしています。
益々の御活躍を心より祈念申し上げます。