アーティスト紹介
アーティストプロフィール
作家(アーティスト)名
曽我部 林造
得意な作品種別
絵画(デザイン)
所属先
NPO法人石鎚スクエア 就労継続支援B型事業所Visee
就労継続支援B型事業所に通いながら、15年くらい前から、慣れ親しんだ動物や色とりどりの花々を主体に、ユーモラスで温かみのある絵画製作に毎日コツコツ取り組んでいます。定期的に個展を開催したり、公募展に応募したりしています。作品をしばらく眺めていると、鮮やかな林造氏の世界に迷い込んだような感覚になります。
【受賞歴】2015年 愛顔ひろがる えひめの障がい者アート展 「Hanaとひつじ」 特選 2017年 ビッグアイ・アートプロジェクト2017大阪 「Gran Paradiso」 佳作 2019年 東北障がい者芸術全国公募展 「春爛漫の深山」 企業賞(ANA賞) 2019年 愛媛県第1回障がい者アート展48時間デザインマラソン 金賞 2020年 東北障がい者芸術全国公募展 「百花繚乱を愛でる」 山形県知事賞 2021年 愛顔ひろがる えひめの障がい者アート展「里地里山に暮らす」 特選 2022年 愛顔ひろがる えひめの障がい者アート展「とんびがくるりと輪をかいた!」 佳作(伯方塩業賞)
アーティストインタビュー
質問1 作品をつくりはじめたきっかけを教えてください。
「慧眼」
子どもの時は絵を描くのはあまり好きではありませんでしたが、企業を退職して福祉事業所に勤めて10年くらいたった頃、自分でノートに絵を描き始めました。それを見た職員から「上手ねぇ。もっとたくさん絵を描いてみない?」と言われて少しずつ書き始めました。始めは、こどもの頃に自宅で飼っていた「にわとり」をどう描こうかといろいろ工夫しながら描いていき、徐々にうまく描けるようになってきました。そして、母親が草花が好きで、自宅の庭にたくさん育てていたので、きれいな花々も書くようになりました。
質問2 作品づくりのこだわりを教えてください。
「華凜」
中学時代まで西日本最高峰の石鎚山の麓、愛媛県西条市丹原町楠窪の山里で、のどかに暮らしていました。その頃、庭先に咲いていた可憐な花々をキャンバスに配することが多くなりました。その手法は、力強く、下書きなしのペン画で、迷いなく一気に描き上げます。黒のマジックペンを使って丁寧に輪郭を描き上げてから、少しずつ色を添えていくようにしています。
質問3 作品づくりでこれから挑戦してみたいことや、ひとことメッセージをお願いします。
「とんびがくるりと輪を描いた!」
これからも、楽しくユーモアのある作品を描き、たくさんの方々に鑑賞していただきたいと思います。