愛媛県身体障がい者福祉センター及び、ほほえみ工房ぱれっと道後にて、『拓実アート～生きていく光～』が開催中です。

拓実さんは、身体障がいと知的障がいの重複障がいを持たれており、日々創作活動に励まれています。今回は、48点の色鮮やかで、透明感のある作品の数々を展示しております。

拓実さんの絵は色の透明感や鮮やかさ、そのものの持っている空気感や雰囲気を、絵の具の色や滲みによって、密に表現しています。美しいと思うこと、作品のモチーフに対する優しいまなざしが作品に溢れています。

拓実さんは13歳から絵画教室に通い始めました。その後、公募展に出品するようになると、様々な賞を受賞されるようになります。

とはいえ、手の震えや体の硬直が激しい日は、ペンを持ち変えるのもひと苦労だそうです。

拓実さんが日々の暮らしの中で一色一色を塗り重ねる事は、「生きていく光」を探す事と、同じことなのかもしれません。

ポスターに使用しているモノクロの作品「クマ」は、実はモノクロの作品ではありません。どんな色合いやタッチで描かれているか、実物をどうぞ確かめに来てください。

会期：令和6年7月12日（金）～9月11日（水）

場所：愛媛県身体障がい者福祉センター/松山市道後町2丁目12-11　※祝日休館　（9:00～17:00）

ほほえみ工房ぱれっと道後/松山市道後町2丁目12-10　※日曜日・祝日休み（10:00～16:00）

◎土曜日は施設の都合でお休みの場合があります。

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